パリオリンピック柔道審判一覧まとめ!日本人で唯一選出された天野安喜子の評判は?

2024年に行われたパリオリンピック。

その中でも柔道は度々話題になっていますよね。

また誤審疑惑から審判も話題になることが多いため今回は、

・パリオリンピックの柔道審判員一覧まとめ
・パリオリンピック柔道審判員はどうやって選出されるのか?
・パリオリンピック柔道審判員に日本人はいるのか?

について調査していきます。

目次

パリオリンピック柔道審判は全員で16人!どうやって選出された?

2024年に行われたパリオリンピックですが

柔道の審判は全員で16人選出されています。

オリンピックの柔道審判はどうやって選出された?

そもそもオリンピックの柔道審判員はどうやって選出されたのか気になりますよね。

 

オリンピック公式サイトを見てみると、

オリンピックの柔道審判員を選出する基準としては、

・ハイレベルな審判の経験がある人
・専門性が国際的に認められている人
・フランス決められた審判員は、スポーツ大臣によって承認された人

という条件から選出されたんだそうですよ。

 

つまり、オリンピックで選出される審判員も

エリートで経験豊富な方が選出されるということになりますね。

オリンピック柔道審判員一覧まとめ

パリオリンピック柔道審判の名前の一覧がこちら。

1.エリザベス・ゴンザレス
2.イオアナ・バビウク
3.チャン・グァグエ
4.キュリア・ロベルタ
5.天野安喜子
6.バラーズ・ゴシュトーニ

7.ルボミール・ペトル

8.カリンカンタ・ベリ・マッチ
9.ベン・ズヴィ・オフェール
10.ウラジミール・ヌツピゼ
11.ヴャチェスラフ・ペレテイコ
12.マリアーノ・ドス・サントス
13.ジャン=クロード・ジンビ
14.ラウル・カマチョ
15.マチュー・バタイユ
16.オーランド・クルーズ

 

16人いるオリンピック審判員ですが

16人中5人が女性で、11人が男性になっています。

それでは1人ずつ詳しくみていきましょう。

1.エリザベス・ゴンザレス

出典:Xより

エリザベス・ゴンザレス(Elizabeth Gonzalez)
国籍:メキシコ
生年月日:1987年4月21日

 

エリザベス・ゴンザレスさんは、メキシコの国際柔道連盟(IJF)の審判員です。

2022年からIJFワールド柔道ツアーのイベントで審判を務めている他、

2023年には、

グランドスラム・パリ
グランプリ・ポルトガル
世界選手権・ドーハ
グランプリ・ドゥシャンベ

などの審判も担当していたキャリアを持っています。

2.イオアナ・バビウク

出典:Xより

イオアナ・バビウク (loanaBabiuc)
国籍:ルーマニア
生年月日:1975年1月7日

 

イオアナ・バビウクさんは1996年から審判を務めており

経験豊富な審判員の1人のようです。

そしてこれまで3回のオリンピックに審判として選出されていました。

2012年 ロンドンオリンピック
2021年 東京パラリンピック
2024年 パリオリンピック

 

また、17歳の頃には、

柔道家としてルーマニアU21選手権で準優勝を果たすほどの実力も持っています。

経験豊富なイオアナさんは国際柔道連盟の審判員ランキングで2位になるほど

世界的にも認められている審判の1人のようですね。

3.チャン・グァグエ

オリンピック公式HPより引用

チャン・グァグエ(ZHANG Guangyue)
生年月日:1976年3月16日
国籍:中国

チャン・グァグエさんはIJFの国際審判員です。

母国である中国の青島で行われたIJFワールドマスターズの司会を務めた経験があり、

2024年のパリオリンピックでオリンピックデビューを果たしています。

4.キュリア・ロベルタ

出典:Xより

キュリア・ロベルタ(Roberta Chyurlia)
生年月日:1979 年 3 月 17 日
国籍:イタリア

 

ロベルタ・チュルリアさんの両親は

父親:オリンピックの元審判員
母親:柔道家

という家庭で育ちました。

 

そんな両親の影響もあり、

ロベルタさんは2011年からIJF審判員として務め始めました。

また、2017年、2018年、2020年には

最も進歩的なヨーロッパ女性審判員としても表彰されるほど

審判員としてもキャリアが豊富にあるようです。

 

さらに弁護士としても活躍しているロベルタさんは、

まさに2足の草鞋で活躍する審判員ですよね。

5.天野安喜子

出典:Xより

5人目の審判員は天野安喜子さんです。

天野さんは日本人で唯一の審判員なのですが、

後ほど詳しく紹介していきますね。

6.バラーズ・ゴシュトーニ

judoinsideより引用

バラーズ・ゴシュトーニ(Balázs Gosztonyi)
生年月日:1977年4月7日
国籍:ハンガリー

 

バラーズ・ゴシュトーニさんは、パラリンピック審判を専門とする審判員であり

2016年にリオパラリンピック競技大会で公式審判としても活躍されました。

 

さらにバラーズさん自身も、

1990年代にハンガリージュニア選手権でメダルを獲得するなど

選手としても活躍されていた方のようですね。

 

ちなみに、妻もIJF審判員なんだそうですよ。

7.ルボミール・ペトル

judoinsideより引用

ルボミール・ペトル(Lubomir Petr)
生年月日:1971年2月26日
国籍:オーストラリア

 

ルボミール・ペトルさんは、

2016年のリオオリンピックで主審を務めたトップクラスの審判員の1人です。

他にも2016年に

ワールドツアーグランドスラム2大会
ワールドツアーグランプリ3大会

の審判も務めています。

ちなみに、ルボミールさんの職業は画家なんだそうですよ。

8.カリンカンタ・ベリ・マッチ

judoinsideより引用

ヴェリ・マッティ・カリンカンタ(Veli-Matti Karinkanta)
生年月日:1972年9月13日
国籍:フィンランド

 

ヴェリ・マッティ・カリンカンタさんは世界でもトップレベルの審判員の1人であり

多くの世界選手権決勝の司会を務めています。

9.オファー・ベン・ズヴィ

judoinsideより引用

オファー・ベン・ズヴィ(Ofer Ben Zvi)
生年月日:1972年11月11日
国籍:イスラエル

オファー・ベン・ズヴィさんは、2019年にテルアビブで行われたグランプリで

IJF審判員としてデビューしており、

2024年パリオリンピックでは、初めてオリンピックの審判員を務めたそうです。

10.ウラジミール・ヌツピゼ

judoinsideより引用

ウラジミール・ヌツビゼ(Vladimir Nutsubidze)
生年月日:1969年12月7日
国籍:ジョージア

 

ウラジミール・ヌツビゼさんは、IJFでもトップクラスを誇る審判員の1人です。

1999年から国際審判員として活動しているウラジミールさんですが、

2005年から2019年までヨーロッパ選手権のすべての大会で審判を務めたほか、

2016年のリオオリンピックでも審判を務めています。

11.ヴャチェスラフ・ペレテイコ

judoinsideより引用

ヴャチェスラフ・ペレテイコ(Pereteyko Vyacheslav)
生年月日:1981年1月19日
国籍:ウズベキスタン

 

ヴャチェスラフ・ペレテイコさんは

2002年 韓国釜山で開催されたアジア競技大会で銅メダル獲得
2004年 アテネ夏季オリンピックにウズベキスタン代表として出場

など選手としても活躍されていた人物です。

また、2020年に行われた東京パラリンピックで審査員を務めています。

 

なんとIJF審判員のなかで最年少なんだそうですよ。

12.マリアノ・ドス・サントス

judoinsideより引用

マリアノ・ドス・サントス(Mariano Dos Santos)
生年月日:1971年1月1日
国籍:ブラジル

 

マリアノ・ドス・サントスさんは

柔道の教師兼政府で州教育長官として働いている方なんだそうです。

現在は審判員として、多くの世界選手権決勝で司会を務めています。

 

ちなみに、マリアノさんの柔道の腕前は六段なんだそうですよ。

13.ジャン=クロード・ジンビ

facebookより引用

ジャン=クロード・ジンビ(Jean-Claude Djimbi)
生年月日:1971年1月1日
国籍:ガボン

 

ジャン=クロード・ジンビさんは2022年に開催された欧州選手権の主審として招待された

初の欧州人以外の審判員として話題となりました。

また、2020年の東京オリンピックで初のオリンピック審判員を務めており、

2024年のパリオリンピックでは2回目の審判を務めていました。

14.ラウル・カマチョ

judoinsideより引用

ラウル・カマチョ(Raúl Camacho)
生年月日:1967年4月3日
国籍:スペイン

 

ラウル・カマチョさんはスペイン出身なのですが

なんとジュニアチャンピオンだったそうですよ。

現在はマドリッドの道場を運営されているようです。

2012年から国際審判員として活動を始めたラウルさんは

2024年のオリンピックで2回目のオリンピック出場となります。

 

ちなみに2024年IFJ審判世界ランキング1位なんだそうですよ。

15.マチュー・バタイユ

マチュー・バタイユ(Matthieu Bataille)
生年月日:1978年7月26日
国籍:フランス

 

マチュー・バタイユさんはフランスの元柔道家であり、

2007年、2008年、2010年に世界銅メダルを獲得されています。

またブダペストで開催されたW杯では2回優勝するなど、

柔道家としてのキャリアも素晴らしい経歴を持つマチューさん。

現在は多くの世界選手権決勝の司会を務めています。

16.オーランド・クルーズ

judoinsideより引用

オーランド・クルーズ(Orlando Cruz)
生年月日:1977年10月11日
国籍:ドミニカ共和国

 

オーランド・クルーズさんは元柔道選手としても活躍されていた人物であり、

現在は多くの世界選手権決勝の司会を務めています。

パリオリンピック柔道の審判員に日本人はいる?

パリオリンピック柔道の審判員になんと日本人の審判員もいることがわかりました。

パリオリンピック柔道審判員に選ばれたのは【天野安喜子】さんという方です。

出典:Xより

天野安喜子のプロフィール

天野安喜子さんのプロフィールがこちら。

出典:Xより

天野安喜子(あまの あきこ)
生年月日:1970年10月31日
出身地:東京都江戸川区
職業:柔道家、花火師、国際柔道連盟審判員

 

天野さんは、1986年の福岡国際女子選手権で48キロ級銅メダリストになるなど

選手としても活躍した方です。

 

また、父親の勧めで1995年からは国内C級審判員として務めており

これまでに3回オリンピックの審判員を務めています。

2008年 北京オリンピック
2021年 東京オリンピック
2024年 パリオリンピック

 

また、天野さんは花火師としても活動されており、

アメリカの雑誌にも

【ビジネス界で最も影響力のあるアジア人女性20人】

として選出されたこともある注目の人物の1人です。

ネットの声は?

出典:Xより

 

日本人で唯一の柔道女性審判員の天野さん。

ネット上の声を見てみましょう。

唯一「JUDO」ではなく「柔道」を真摯に守り、
ジャッジをしてくれている天野安喜子審判だけは高く評価されて欲しい

Xより引用

パリ五輪でみんなこんな審判だったら…

Xより引用

天野安喜子審判、この方だけ!
「はじめ」「まて」会場に響く声でキリッとしていて素晴らしかった

Xより引用

老舗鍵屋の花火師で、五輪柔道の審判で、柔道の師匠で、柔道整復師…
かっこいいにもほどがあります。
そして、それをひけらかさないクールさもカッコいいです。
日本人の誇りですね。

Yahooコメントより引用

鍵屋の宗家で柔道の審判員とは!
彼女のピリッとしてよく通る「待て」は騒がしい場内でもよく聞こえました。
止まらない時は背中を叩くとか出来てない審判多かったですね。
その中で彼女はやはり別格でした。

Yahooコメントより引用

 

誤審疑惑などで度々話題になっているパリオリンピックの審判員ですが

天野さんの審判員としての活動に対して

【世界一の審判!】とも称賛される声が多くありました。

まとめ

いかがでしたか?

今回はパリオリンピックの柔道審判員一覧やどうやって選出されるのか調査しました。

経験豊富で世界でも認められている審判員が選出されていることがわかりましたね。

また、その中で唯一選出された日本人の天野安喜子さん。

花火師兼国際審判員としても活躍されているすごい人でしたね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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