パラ陸上のアスリートである石山大輝さん。
2024年7月4日には、日本パラリンピック委員会(JPC)から、
パリパラリンピックの陸上選手(走幅跳)に選ばれましたね。
そんな石山大輝さんの出身は愛媛県です。
石山大輝さんが陸上を始めた時期と出身学校が気になりますね。
そこで今回、石山大輝さんの学歴や学生時代のエピソードなどを紹介していきます。
石山大輝のプロフィール
https://www.parasapo.tokyo/featured-athletes/ishiyama-daiki
引用元:パラサポWEB
- 名前 石山 大輝 (いしやま だいき)
- 生年月日 2000年4月5日
- 年齢 24歳 (2024年7月30日時点)
- 出身地 愛媛県松山市
石山大輝の学歴
石山大輝さんの学歴がこちらです。
- 出身中学校:愛媛大学教育学部附属中学校
- 出身高校:新田高等学校
- 出身大学:聖カタリナ大学 人間健康福祉学部 健康スポーツ学科
- 出身大学院:順天堂大学院 スポーツ健康科学研究科
小学生時代はバスケをしていた!?
石山大輝さんは小さい頃から、体を動かすのが好きだったそうです。
また、興味があると何でもすぐにチャレンジする好奇心旺盛な子でもありました。
石山大輝さんが小学生の時にやっていたスポーツは「バスケットボール」です。
しかし、あまり見えないせいでボールを扱うのが難しく、
球技には向いてないと感じてやめてしまいます。
小学生の頃の石山大輝さんは、まだ陸上と出会ってなかったようですね。
石山大輝の出身中学はどこ?
石山大輝さんの出身中学は愛媛大学教育学部附属中学校です。 (偏差値 53)
引用元:Wikipedia
愛媛大学教育学部附属中学校は真面目で明るい雰囲気が特徴です。
愛媛県内でも有数の進学校で、県内でもかなり長い歴史のある中学校です。
自由な校風ですが、歴史と伝統を大切にする側面もあり、
生徒の個性と学業を大切にしている学校みたいですね。
陸上競技との出会い
石山大輝さんは中学1年の時に、陸上競技と出会います。
中学の頃の石山大輝さんは、走高跳を専門としていたようです。
陸上にのめり込んだきっかけは、
・陸上は見えづらくても走ることができる。
・1人で記録を伸ばす楽しさがあったから
という理由だったそうです。
石山大輝さんの陸上競技の人生は、ここから始まったのですね。
石山大輝は新田高校卒業!
石山大輝さんの出身高校は私立新田高等学校です。 (偏差値 56)
引用元:新田高校ホームページ
新田高等学校は、愛媛県松山市にある県下1位の生徒数をほこる私立高校です。
新田高等学校の偏差値は56ですが、コースによって偏差値が違います。
- 普通科スーパー特別進学コース (偏差値 64)
- 普通科特別進学コース (偏差値 56)
- 普通科総合進学コース (偏差値 44)
- 工業技術科 (偏差値 41)
石山大輝さんがどのコースを受験したのかは公表されていませんが、
出身中学である愛媛大学教育学部附属中学校の偏差値が53なので、
普通科特別進学コースの可能性が高そうですよね。
また、部活動では野球部・柔道部・ラグビー部が強く、
プロ野球選手や柔道家、日本代表のラグビー選手など多くの選手がいた実績のある部が多くあります。
高校でも陸上を続けていた石山大輝さんも、その中の有名な1人になりますよね。
高校1年生で網膜色素変性症と診断される
石山大輝さんは、高校1年生の時に先天性の網膜色素変性症と診断されます。
石山大輝さんは、高校に進学しても陸上を続けていましたが、
暗くなると自分だけ何も見えていないことに気づいたことが発端でした。
現在ではコンタクトレンズをつけ矯正すると、
中心部分の視力は0.5程度になるそうです。
また、光の刺激にとても敏感で、光の強い弱いで見え方も変わってしまいます。
石山大輝さんは、高校では三段跳を専門としインターハイにも出場しています。
持病をバネに活躍してしまう石山大輝さんのすごさがわかりますね。
どんな高校生だった?
高校時代の石山大輝さんはとっても明るい性格だったそうですよ。
当時、陸上部の顧問を務めていた教諭からは
(陸上)部の中ではムードメーカーだった。
楽しんで結果がついてくればと思う
と言われており、
みんなを引っ張っていくような存在だったことも明かされています。
石山大輝は聖カタリナ大学卒!
石山大輝さんは新田高等学校を卒業した後、聖カタリナ大学へ進学されています。 (偏差値 43~47)
引用元:聖カタリナ大学ホームページ
聖カタリナ大学は、キリスト教カトリックの私立大学になります。
聖カタリナ大学の教育の原点は、
人間として最も尊重すべきものを考え、実践できる豊かな人格を形成することです。
主に看護や保育、健康スポーツを目的としたコーチやトレーナーなどの
専門分野に力を入れている大学のようですね。
石山大輝さんは、人間健康福祉学部の健康スポーツ学科を専攻されていました。
パラリンピックへの挑戦
石山さんは、聖カタリナ大学でも三段跳びを続けていましたが、
目の病は進行してしまいます。
踏切板が見えなくなってしまった石山大輝さんは、
踏切を合わせることに集中しますが、今度は他の動きがうまくいかなくなってしまいます。
人とぶつからないように、空き時間で黙々と練習していた石山大輝さん。
そんな時に陸上部の先輩である瀧本啓太さんからパラの世界に誘われます。
瀧本啓太さん自身、パラリンピアンである矢野繁樹選手のガイドランナーを務めています。
石山大輝さんは、パラリンピックの競技には三段跳びはないため、
走幅跳びで挑戦することにします。
また、石山大輝さんは聖カタリナ大学で、
入学当時になかった陸上部を高校の同期と一緒に創設しています。
石山大輝さんは「先輩もいなかったので、のびのびできた」と語っており、
充実した4年間を過ごしたようですね。
石山大輝は順天堂大学院在学中
石山大輝さんは現在、順天堂大学院に在学中です (偏差値 42.5)
引用元:順天堂大学院ホームページ
順天堂大学は、2021年の東京大会までに、
オリンピック・パラリンピックに出場した本学選手(在学生、卒業生、教職員)は99人もいます。
メダルを獲得した数は21個もあり、
選手や監督、コーチのほかにも医師やトレーナー、スタッフなど
多くの人がオリンピック・パラリンピックに関わっています。
日本のスポーツ界の発展をリードしていくことも、この学校の大きな使命であると信条を掲げています。
このことから石山大輝さんが、順天堂大学院に進学した理由は明白ですね。
石山さんは順天堂大学院では順天堂大学大学院のスポーツ健康科学研究科を専攻されています。
大学院での石山大輝さん
順天堂大学大学院ではスポーツ健康科学研究科に進学した石山さんですが、
視覚障がい者でも楽しめるようなスポーツの研究をしているようです。
視覚障がい者でもスポーツを楽しめるような土台を作っているのは、
とても素晴らしい活動ですよね。
愛媛県から千葉県に移った石山大輝さんは、
ここで初めての一人暮らしを経験します。
新天地で四苦八苦しながらも、
恵まれた練習環境をどう活かすか、自分なりに工夫をしているそうです。
この経験は同じハンディを抱えている人の大きな助けとなりそうですね。
まとめ
今回は石山大輝さんの出身の学校について調べてみました。
気になっていた石山大輝さんが通っていた学校です。
- 出身中学校 2016年 卒業 愛媛大学教育学部附属中学校 (偏差値 53)
- 出身高校 2019年 卒業 新田高等学校 (偏差値 56)
- 出身大学 2023年 卒業 聖カタリナ大学 人間健康福祉学部 健康スポーツ学科 (偏差値 43~47)
- 出身大学院 2023年 入学 順天堂大学院 スポーツ健康科学研究科 (偏差値 42.5)
石山大輝さんは愛媛県出身で、順天堂大学院に進学したときに千葉県で一人暮らしをすることになります。
中高は県内にある愛媛大学教育学部附属中学校と新田高等学校に行っています。
偏差値は高めで、勉強ができることがわかりますね。
大学は聖カタリナ大学に進学し、卒業後は順天堂大学院に進学しました。
大学で学んだスポーツ研究を大学院でさらに深め、視覚障がい者でも楽しめるようなスポーツの研究をしています。
自身の目標を、「世界記録」と豪語している、 石山大輝さんの今後の活躍が楽しみですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント